解✦談

解りやすく、解きほぐします。

中日のベテランよ、外野をめざせ

もうすぐプロ野球のキャンプインですね。

 

中日は他球団の戦力外選手などをゴチャゴチャとかき集めて、

自前で野手を育てられない未熟さをさらけ出しています。

 

でも、そんなことはどうでもいいでしょう。

この球団の「組織としての未熟さ」は、

落合監督の8年間を除いて、ずっと以前からのことであり、

それでも優勝するときは優勝してしまうところが痛快なのですから。

 

中田がファーストに入ってビシエドがどうなるとか、

石川がサードで固定されると高橋周がどうなるとか、

相変わらず「ぬるい議論」が目立ちます。

 

今年の中日が優勝争いに加われるかどうかは、

まさにビシエドと高橋周の動きにかかっていると私は思います。

2人が中田や石川のサブに甘んじているようでは、

まずダメでしょうね。

 

たとえばビシエドは、レフトに挑戦すればいい。

高橋周も、レフトやセカンドに挑戦すればいい。

そのうえで、中田や石川のサブもできるという

立ち位置を確立するべきでしょう。

 

昔は内野手が外野に挑戦する、

あるいは強引にコンバートされるという事例が

たくさんありました。

 

宇野、立浪、福留、イ・ジョンボム、荒木、森野…。

捕手の中尾も外野へ回されています。

 

ベテランだから、などという言い訳はいりません。

本当に野球がやりたくて、試合に出たいのなら、

なりふり構わず何でもやったらいいのです。

 

今年のキャンプで、ビシエドと高橋周が

外野のノックを受けたら盛り上がるだろうし、

若手に与える影響も大きいのではないでしょうか。

 

もちろん、木下がレフトに挑戦するのもありです。