解✦談

解りやすく、解きほぐします。

中日のベテランよ、外野をめざせ

もうすぐプロ野球のキャンプインですね。 中日は他球団の戦力外選手などをゴチャゴチャとかき集めて、 自前で野手を育てられない未熟さをさらけ出しています。 でも、そんなことはどうでもいいでしょう。 この球団の「組織としての未熟さ」は、 落合監督の8…

間違って優勝してこそ中日

中日が開幕から5戦で、早くも3回目の完封負けを喫しました。これで1勝4敗。ネット上では多くのファンが怒りの声を浴びせています。 この時点で騒ぐのは、ちょっと気が早いようにも思いますが、球団として最弱の期間がすでに10年も続いているので、「今年…

アンコの死

黒猫「アンコ」が亡くなったことを知って、もう10日が経ちましたが、いまだにショックが尾を引いています。 『アンコの3年間』というタイトルの動画には、アンコの成長過程が30分超にわたって記録されています。 すでに10回以上は観たと思いますが、毎回、…

幽霊に関する2つの新説

三木大雲という、俗に「怪談和尚」と呼ばれているお坊さんがいます。彼がYouTubeで、「お経」に書かれている内容を丁寧に説明しているのですが、それを観て、私はかなり驚きました。 お釈迦様がかつて、こんなことを言ったそうです。 --自分がこれまでいろ…

歌詞が「あ」で始まる曲

その昔、仲間たちとやっていた遊びを、ふと思い出しました。歌詞が「あ」で始まる邦楽の出だしを、交替で順番に歌っていき、どれだけたくさん歌えるか競うというものです。 当時は余裕で100曲以上は挙がっていたはずなのですが、いま思い浮かべてみると、そ…

中日ドラゴンズの幼稚園野球

中日の試合が本来とは違う意味で面白くなってきている、と思います。 きっかけは、6月24日(金)の阪神戦で3番:石岡、4番:木下、5番:山下というクリーンアップを組んだことでした。 この試合は4対6で負けましたが、実はその前後、6月23日(木)の…

ユーミン・トップ20曲

今年(2022年)はユーミンのデビュー50周年にあたり、それを記念して各種の企画が展開されています。 先日、7月18日(月・祝)にはラジオのNHK-FMで、「今日は1日ユーミン三昧」という番組が放送されました。 私は聴きませんでしたが、番組内ではリスナーか…

中日の開幕オーダー

プロ野球の開幕が迫ってきました。今年の中日はどうでしょうか。 順位にはそれほど期待していないけれど、「ヘタレ」の首脳陣が一新されたので、過去3年間より面白い試合が増えることだけは確かでしょう。 ここにきて、岡林と大島が開幕に間に合うかどうか…

漫画&アニメのベスト10

漫画とアニメのベスト10も考えてみました。 《漫画(コミックス)・ベスト10》 ①硬派銀次郎(本宮ひろ志)②男どアホウ甲子園(水島新司/原作:佐々木守)or 野球狂の詩(水島新司)③ブラック・ジャック(手塚治虫)④修羅の刻(川原正敏)⑤ど根性ガエル(吉…

現在のベスト曲

楽曲を好きになる理由については、いろいろなパターンが挙げられます。 基本中の基本は、いまこの瞬間に聴いてみて、曲も詞もピンとくるかということ。 昔はそうでもなかったのに、いまではアレンジがとても気に入っている、という曲もあります。 かつてその…

積立投資の効果は、値動きによって変わる

心臓に悪い値動きこそが積み立て向き? 投資に関する考え方のなかには、どうしても数字を使って計算してみないと、具体的なイメージが湧いてこないものがあります。 たとえば、積立投資の効果は、投資対象の値動きによって変わるというお話。 いま、株価指数…

イントロに関する考察

最近はイントロが短い曲じゃないと、ヒットしないどころか、聴かれもしないようですね。 ある調査データによると、サブスクリプションサービスで音楽を聴く人の25%は、最初の5秒間で気に入らないと、次の曲へ移ってしまうとか。 カラオケでもイントロや間…

ヒトは退化に向かっているのか

人びとの幼稚化、怠慢化、興味の均質化 大晦日から元日にかけて、養老孟司の新刊『ヒトの壁』(新潮新書)を読みました。 養老先生ご本人が数年前、どこかで書いていたように、著作がだんだんと人生のまとめに近づいているようですが、その舌鋒は相変わらず…

アナログゲームの想い出

強すぎて疎まれた紙相撲力士 先日、某新聞の特集記事で知ったのですが、最近はボードゲームが流行っているそうです。国内だけで年間約1000点の作品が発売され、イベントやフリーマーケットも人気だとか。 新聞記事によると、11月下旬に東京ビッグサイトで開…

数値にまつわる意外な話

「アキレスと亀」は時間限定の話だった⁉ まずは子どもの頃、よく耳にした話を2つ。 ひとつは「アキレスと亀」です。 アキレスの100m前方に亀がいます。 極端なたとえですが、アキレスは1秒間に10m進み、亀は1秒間に1m進むとしましょう。 アキレスが10…

地味だけれど隠れた名曲

おもに昭和時代の邦楽について、アーティストごとに私がいちばん好きな曲をピックアップしてみました。 ちょっと地味で目立たないけれど、隠れた名曲が多いのではないかと自分では思っています。 ●アリス 《もう二度と…》 アルバム『アリスⅤ』に収録され、シ…

かぐや姫・名曲選

2000年12月。 かぐや姫にとって2度目となる本格的な再結成コンサートを渋谷公会堂で観ることができて、私は極端にいえば、「もう思い残すことはない」という心境にいたりました。 それから紆余曲折があり、結局は今日まで生き長らえてきたわけですが、そん…

猫に「心」はあるのか?

夫婦の呼び声は、猫には別の音に聞こえる 2カ月ほど前のことです。 夜の9時頃、最寄り駅からの帰り道で1匹の猫に会いました。 首輪をつけていないので、飼い猫かノラ猫かは分かりません。 そこは人通りの少ない裏道で、猫は道の真ん中に寝そべっていまし…

日本の財政をめぐる空しい議論

財政再建派の懸念とリフレ派の主張 日本の借金は現在、国と地方自治体を合わせて1200兆円を超える規模に膨れ上がっています。 こうした状況を危機的とみなして、専門家の間には「財政再建を急ぐべき」という声があります。 財政再建の具体的な目標のひとつに…

金(ゴールド)の価格について考える

有事と円安により、国際・国内価格とも上昇 金(ゴールド)の価格には、国際価格と国内価格(小売価格)の2種類があります。 世界的な取引の基本になる国際金価格は、トロイオンス(約31.1グラム)という重量単位あたりの、ドル建て価格で表示されます。 そ…

気合が入る洋楽

先日、アコギをテーマに好きな洋楽を選んでみて面白かったので、今回は洋楽の第2弾です。 聴くと心が沸きたつ作品や、気合が入る作品をピックアップしてみました。 ●Walls Come Tumbling Down!(スタイル・カウンシル/85年) アルバム『Our Favourite Sho…

株価の割安さを判断する

株価という評価がいつも正しいとは限らない 株式投資をやるとき、私たちがどうしても自分で決めなければならない「3W1H」があります。 ●When=いつ買うか●Where=どの証券会社を使うか●What=どの銘柄を選ぶか●How much=いくら買うか このうち最も重要か…

アコギが良い感じの洋楽

ふと思い立って昨年から、自分の好きな洋楽をリストアップする作業を始めました。 そのリストを見ていたら、ロックやポップスにジャンル分けされるアーティストの作品で、とくにアコースティック・ギターが効いているな、良い味を出しているなと感じる楽曲が…

書店に並ぶ作家と作品について

パロディの毒が、いま受けるという驚き ひと頃に比べると書店の数が激減したので、仕方がないのかもしれませんが、かつては書店の棚に置いてあるのが普通だった本を、見かけなくなるケースが増えてきました。 私がさまざまな書店を頻繁にのぞいていたのは、9…

昆虫の「変態」という変な性質

親と子が独立したライフステージを送る 小学校1年のとき、クラスの文集に将来の夢として「昆虫博士になりたい」と書いた覚えがあります。 その当時、私たち男子にとって昆虫は、非常に身近な存在でした。 多くの子どもが『ファーブル昆虫記』を読んでいまし…

経済・金融は「繰り返す」のがお好き?

バブルが発生して崩壊するパターン 経済や金融の世界には、過去に起きた出来事が似たようなパターンで繰り返される「再現性」や、一定の年数を経た後に再び起こる「周期性」がいくつか存在します。 一見すると、「ホンマかいな?」と言いたくなるような話も…

なぜ投資のような面倒くさいことをやるのか?

「預貯金+αのリターン」を追求する 投資は極端な話、お金さえあれば、誰でもできます。 しかし、誰でも投資をやって、うまくいくわけではありません。 多くの人にとって、投資は「非日常の世界」です。 投資について少しでも理解しようと思ったら、日常生活…

投手の自責点はアテにならないのか?

7失点で自責点は0という不思議 10月25日(月)の千葉ロッテvsソフトバンク25回戦(ZOZOマリンスタジアム)で、2回表にソフトバンクが一挙7点を奪いました。 千葉ロッテの先発投手・美馬は1回2/3を投げて、打者12人に6安打、7失点でしたが、なぜか自責…

バランス型投信の真実

4資産への投資も手入れも手間がかかる これから投資を始めようという人はもちろん、すでに投資を始めている人のなかでも、投資に「安全」や「安心」を求めるニーズは大きいようです。 私たち一般の個人にとって、投資の安全や安心とは、要するに何なのでし…

いま聴きたい拓郎の曲

吉田拓郎のNo.1アルバムは私のなかで、いまもむかしも変わりません。 19歳のときに初めて聴いた、『いまはまだ人生を語らず』です。 残念ながら、レコード会社の自主規制で廃盤となってしまい、いまではこのアルバムをCDで聴くことはできません。 ただ、い…