解✦談

解りやすく、解きほぐします。

現在のベスト曲

楽曲を好きになる理由については、いろいろなパターンが挙げられます。

基本中の基本は、いまこの瞬間に聴いてみて、曲も詞もピンとくるかということ。

昔はそうでもなかったのに、いまではアレンジがとても気に入っている、
という曲もあります。

かつてその曲を頻繁に聴いていた時代の印象、つまりは覚えている風景とか、
一緒に聴いていた仲間の様子とか、そういう諸々が強烈に残っているため、
どうしても折に触れて聴きたくなってしまうパターンもあります。

こうした理由のうち、どれがどのように作用しているのか解らないけれど、
不思議なことに、好きな楽曲は時代とともに変わっていきます。

私の「アーティスト別・ベスト曲」も、現在と20歳代の頃を比べると、
微妙に変わっている。

それに気づくことが、けっこう面白いのです。

以下は現在のベスト10です。

吉田拓郎

①赤い燈台 ②春になれば ③おやじの唄 ④シンシア
⑤春だったね ⑥午前0時の街 ⑦おきざりにした悲しみは
⑧旅の宿 ⑨白い部屋 ⑩花嫁になる君に

ユーミン

①潮風にちぎれて ②ナビゲイター ③わき役でいいから
④気ままな朝帰り ⑤真冬のサーファー ⑥ためらい
⑦埠頭を渡る風 ⑧水の影 ⑨よそゆき顔で ⑩航海日誌

甲斐バンド

①ブラッディ・マリー ②シネマクラブ ③あの日からの便り
④かりそめのスウィング ⑤男と女のいる舗道 ⑥バス通り
⑦吟遊詩人の唄 ⑧東京の一夜 ⑨最後の夜汽車 ⑩絵日記

《風》

①夜汽車は南へ ②古都 ③君と歩いた青春 ④少しだけの荷物
⑤男は明日はくためだけの靴を磨く ⑥海岸通 ⑦時の流れ
⑧地平線の見える街 ⑨はずれくじ ⑩あいつ